チクナインには効果があるのか?副鼻腔炎と蓄膿症の薬

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チクナインは蓄膿症や副鼻腔炎に効くといわれている市販薬です。

どのように作用するのか、実際に効くのか?を、副鼻腔炎(蓄膿症)の基本のお話を交えて、お伝えしていきます。

蓄膿症とは?

蓄膿症とは鼻の病気ですが、正式な病名は「慢性副鼻腔炎」になります。

副鼻腔(ふくびくう)とは額から小鼻の横(ちょうどほうれい線の始点の上あたり)にまで広がる頭蓋骨内の広大な空間のことです。

「前頭洞」、「篩骨洞」、「上顎洞」、「蝶形洞」の4つのパーツに分かれていて、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)になると「上顎洞(じょうがくどう)」という部位に慢性的に膿がたまりやすくなり、

  • 鼻づまり
  • 強い炎症や感染を示す色のついた鼻水がでる(黄色や緑色)
  • 鼻水が喉側にもあふれて違和感や気持ち悪い感じがする(後鼻漏)
  • 嫌な臭いが気になる(口臭と混同されがちですが、口臭ではなく上顎洞にたまった膿の臭いです)
  • 鼻水が止まらない(膿はたまり続けるのでいくら鼻をかんでも次から次へと出て来ます)
  • 頭痛、頭重を感じる
  • 顔面、歯、目や鼻の周囲が痛くなる
  • 食べ物の味や臭いがわからなくなり、食べる楽しみがなくなる
  • 鼻づまりからイライラしたり、集中力がなくなる

などの症状をきたすようになります。

 

原因について!

鼻と副鼻腔とをつないでいる「自然口」と呼ばれる排泄路が、感染症アレルギーによる炎症によって狭窄を起こし、膿の自然排泄ができなくなってしまうことで起こるとされています。

 

蓄膿症の治療法は?

かつては蓄膿症は治らないと言われていましたが、現在では治療法の開発が進み、投薬治療でほとんど気にならないほどにまで症状を緩和することができるようになりました。

その投薬治療の中心となるのが
「マクロライド系抗生物質」
と呼ばれる薬(クラリスやエリスロマイシン)を少量ずつ長期間投与する方法です。

通常「抗生剤」というのはウィルスや雑菌などの病原菌を殺すための薬ですが、「マクロライド系抗生物質」には “粘膜の抵抗力を上げる” 作用 があるため、アレルギーによる炎症を抑えることにも効果的であることが判明しています。

外科手術について

マクロライド系抗生物質(クラリスやエリスロマイシン)の長期投与では症状の改善が見られない場合や、鼻ポリープ(鼻茸)があって「自然口」をほとんど塞いでしまっている場合、または薬に対してアレルギーがあり、投与が難しい場合には「外科手術」が適用されます。

この場合最も一般的なのは「内視鏡下副鼻腔手術」です。

これは鼻の穴から内視鏡を挿入し、自然口の狭窄を切除して再建し改善する手術になります。
かつては全身麻酔で口の中から広範囲切開を行うという大掛かりな手術でしたが、今では内視鏡手術が開発され、かつてよりも簡単に蓄膿症の手術ができるようになりました。

市販薬で治す!(セルフメディケーション)

セルフメディケーションとは、医療機関に頼らずに自力で市販薬や生活習慣を正すことによって病気をコントロールするという考え方です。
蓄膿症の場合は、上記のような症状が辛くなってきた場合、症状はかなり進行している証拠になります。

病院で検査を受けて「積極的な治療が必要」と判断されると、投薬治療や手術を受ける必要性があります。
通常は、「マイクロライド系抗生物質を長期間投与する」というのが多いのですが、副作用への懸念治療が長期にわたるため時間的な制約を受けるなどの不都合が生じる場合があります。

そこで、「投薬治療が不要と判断された軽症の場合」や「日常生活に支障がない程度で病院に行く必要性を感じていない場合」は、セルフメディケーションを導入するという選択肢もあります。

蓄膿症や副鼻腔炎におけるセルフメディケーションの治療薬なら、小林製薬から発売されている「チクナイン」が蓄膿症治療薬としての確かな効果で人気が高い薬になります。

 

チクナインってどんな薬?

チクナインは蓄膿症の症状を改善し、呼吸を楽にするための治療薬です。

顆粒タイプと錠剤タイプの二種類で展開されている内服薬です。
また、1日2回の服用で良いことに加えて眠くなる成分は入っていないので、人に知られず自然に蓄膿症を改善していくことが可能です。

チクナインの効果!

9種類の生薬からなる漢方薬「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」の作用によって、副鼻腔に溜まった「膿」を速やかに排泄し、また慢性的な炎症を緩やかに緩和していきます。

辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)に含まれている9つの生薬について!

・シンイ:モクレン科の植物の蕾から抽出される成分です。
鼻づまりの緩和に効果があります。

・オウゴン:しそ科のコガネバナの根。
熱や炎症を和らげる作用があります。

・チモ:ユリ科のハナスゲの根茎。
消炎、解熱、抗菌作用があります。

・サンシシ:あかね科のクチナシやその同属植物の成熟した果実。
熱をとり、イライラを鎮めます。

・ショウマ:キンポウゲ科のサラシナショウマまたはその同属植物の根茎。
解熱、消炎効果があります。

・ビャクゴウ:ユリ科のオニユリまたはハカタユリ、またはその同属植物の鱗片、鱗茎(りんげ)を乾燥させたもの。アレルギーを鎮める効果があります。

・バクモンドウ:ユリ科のジャノヒゲの膨大した根の芯を抜き取り乾燥させたもの。
呼吸器症状の緩和に効果があります。(去痰、消炎、鼻水の緩和など)

・ビワヨウ:バラ科のビワの葉を乾燥させたもの。
去痰、消炎、抗菌効果があります。

・セッコウ:天然の含水硫酸カルシウム。
イライラ、火照りを取る作用があります。

チクナインの副作用

生薬中心の処方(漢方)なので、合成薬のような強い副作用はありませんが、稀に

・胃の不快感、むかつき
・食欲不振

などを感じる場合があるようです。
ただし、大きな副作用ではないので強い消化器症状を覚えない限りは服用を継続しても問題はありません。

 

チクナインよりも効く薬はあるの?

チクナインは生薬の力によって、徐々に効果があらわれる、と言われます。
しかし、漢方薬ではなくとも、昔から「薬」として使われていたものがあります。

それが、「なた豆」です。

なた豆をお茶にした「なたまめ茶」は、病院の先生が勧めるほど、副鼻腔炎や蓄膿症に効くと言われています。

実際に、「なた豆茶で蓄膿症が治った」という声を多々聞きます。

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